社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ハコヅメ〜交番女子の逆襲~

センセーショナルに煽り文書くよりユーモア交えつつ淡淡と書く方が幅広く伝わるのに。
・・・と選挙絡みのツイ見てて思う。

「ハコヅメ〜交番女子の逆襲~」(泰三子/講談社モーニングKC)読んだ。
最初5巻まで買ったんだが、面白すぎて6・7巻も。もうすぐ8巻も出るのか。
友人が木曜0時解禁直後に読めるようにDモーニングかなんか登録してはったん、わかる。
ワテは単行本待つけどな。
・・・というかその友人が面白いと仰るので間違いない、と思って読み始めたのだった。
交番に配属された新人女性警官の日常、である。
個性強すぎる。強すぎるけど「何となくこんな人居そう」と思えなくもない。
警察24時では放送されないような地味な話もあるし、「そういえば確かにこーいう時のお手洗いどうしてはるんやろって気になってた」とな事も解る。
実際に警察官だったそうだ、作者。
警察官という仕事を知って欲しい、志望する人が増えて欲しい・・・という所から漫画を描き始めたそうだ。(インタビュー読んだ。)
漫画家が警察官の日常という題材に目をつけたのではなく、その逆。
そりゃ詳しいわ。
莫迦莫迦しいくらい笑える話に、非行に走った壮絶な理由や性的犯罪被害者の辛さがさらっと描かれている。
一時期ツイッターで流れてた交通事故の赤ちゃんの話とか。

そのうちドラマ化とかしそう。変に恋愛要素入れて。
そうじゃないのが面白いんだよなー。ちょっとほのめかしてそうなとこはあるけど。

それにしてもフィクションとはいえよくもこんなに面白い話になるとは。
スマホに入れてたんでランチやお稽古待ってる間なんかに読んでたんだが、周りに人が居るのに笑いを堪えきれなくて震えてた、ククッって声すら出てたかもしんない。
徹夜続きの捜査一課のヘルプに行った回なんて笑いすぎて変な声出しながらただ震えていた、しかし続きは気になるしそもそもページ捲るには見なきゃいけない、でも見たら笑いすぎて苦しい。
銀魂の「美しすぎる糸井重里」回以来ですよそんなの。