社会学的ラブソング・改

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放送禁止

「放送禁止」(長江敏和/角川ホラー文庫)読んだ。
何となく怪異話っぽいの読みたかったが、その時点でまだ郷内さんのが出てなかったので、出るまでの間に。
ドキュメンタリー番組の為に取材を行うが、色々な事情で”お蔵入り”してしまう映像がある。
それをディレクターが取材メモ、ルポルタージュの形で書いたのが、この本である。

フィクションだけど。

元々は「放送禁止」というモキュメンタリーシリーズ、これを本にしたものである。
恐らく、映像の方を観ておればどういう事なのか解るのだろうと思われる。
書籍の方を先に読むと・・・解らない。
映像の方にさりげなく置かれているヒントが書籍の方では一部欠落している模様。
想像力はめっちゃ鍛えられますな。
オカルティな怖さと思わせておいて怖いのは人間なんだろ?って話にしては、えげつなくない。
ぼかしてあるような気が、放送禁止ですから。えげつないと放送できない。
いずれも何となくこういう事かな?というのは解る、ただはっきりとは解らないので少しモヤモヤする。
そこは映像の方のファン・有志の方が「こういう事では」と書き残しておられるので、それを見たらよいと思う。
仕組みは非常に面白い。

しかし失踪したら放送禁止・・・なのか。
今だったら昼のワイドショー辺りが嬉々として「独占映像です」って放送してそう。
逮捕される前に容疑者に取材してました、って平気で放送するじゃん?

どうでもいいニュース:
どーやら「出版禁止」の方が面白そうである。