社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

怪と幽

唐突に会話に出した茶館のタピオカミルクティで友人への不義理を思い出した。
申し訳ない。

「怪と幽」vol.1である。
「怪」は結局読まず仕舞い、「幽」は時々読んでた。
怪も幽も・・・妖怪も怪談も見方の違い、コーラの缶を上から“丸い”と見るか真横から“四角い”と見るか、みたいなもんだと思ってた。
一緒になっても違和感無かったし、違和感あるというご意見に「そんな見方があったのか!」と驚くくらい。
巻頭の対談でもそんなような話されてますな。
豆腐と湯葉みたいな関係、似てるからと混ぜるだけじゃ上手くもなんともない・・・なるほど。
だとすると、自分の解釈はちょっと違うか。

荒俣さんのインタビューも自伝も面白い。
「面白い」を追求すると、何処へでも行けるのだな。
なまはげ、サンタクロース、ハロウィン・・・と追求すると実は共通したところに行き着くようだ。
漫画、後半の方の小説が面白いな。
前半の特集の方も面白くない訳じゃないが、ううむ。
「空の旅」は何とか逃げ切って欲しかったかも。
澤村さんのやつ、こんなとーちゃんは厭だなー。
結局ブサイク舐めてるようなもんじゃないか。
巷説百物語」シリーズ、本編に続編に後に前に西、次は何処だ?と思ったら、遠。
東北があった。

実話怪談的な、短い話の集合体は無いのか。
「幽」はそれが楽しみだった。
竹書房文庫とかから出てるからこちらではレギュラーで扱いませんよ、てことか。