社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

私立恵比寿中学 ライブハウスツアー2019~Listen to the MUSiC~

アラフォーロック莫迦エビ中観に行って、帰りに「ありがとうフジありがとうHERE」と口走りながら笑顔で帰ってきた話あるけど、聞く?

令和2日目、早速ライブを観に行くのである。
この時に書いたが、初めてアイドルのライブを観に行くのである。
時は来たのだ。
正直、初めて「スペシャエリア」で観た時は印象悪かった。
しかし月日は流れフジファブリックが楽曲提供したという事でゆるいか生配信で「お願いジーザス」を聴いて初めて「悪くないな」と思ったのだった。
そして更に月日は流れ、HERE沼に足突っ込んだ際にYoutubeでMV観まくってたら関連動画にたすたすの”尾形回帰よりぬき編”があって、興味本位で観てたら「ええやん、ええ子らやん」と思えるようになった。
どうしようと思いつつ勢いでチケット取った、反省も後悔もしていない。
エビ中のファンの方がHEREのワンコインワンマンに来たり、HEREファンの方が9mmのCD買ったりするのだ、ならば9mmの方向から来た自分がエビ中観に行く事で因縁の糸を繋ごうではないか(唐突な9mm)。
長い道のりであった、ここまで。

文章も長いわい。無駄に。
普段のノリで余裕かまして行ったら、早早に2階席の入場が始まっていた。普段1000番台らへんで2階席の人呼ばれるやん・・・何で今回は早いんだ。
欲しかったライトの入手ならず、で項垂れつつ「岡崎体育から花来てるやん!」とパシャリ。

ご本人もいらしたそうですね。同じブロックだったのでは。知らんけど。
(自分は2階着席席後方、普段ならドラム見放題、今回は全景観られて良かった)


注意アナウンス聞いてて「え、片手にライト3本までって、そんなに持てるものなのか?」に始まり、あんがい持てるもんだぞ、とツイッターで友人からライトの持ち方のレクチャー受けたり(バルログ持ちとか初めて知った)、ドラマガ読んだりしながら開演を待った。

以下、セトリとか全く分からないままだけど演出とかネタバレあるかもなので注意。
相当酷い事も書いてるかもしれないので、ファンの方ごめんなさい。先に謝ります。




本人達のアナウンスやチャイムと共に始まった。
1人怪我した子かな、最初と最後だけの出演だった。
後ろの台の上で控えめに歌って踊っていたけれど、それも演出の一部のような。
ちょっとコントのようなものが。
端から名乗りながら手を挙げていくけどアテレコで男性の声だったり、「元気が無いエビ中は○○みたい」・・・食べ物の話多かったような。ちょっと聞き取れず。
わーゆるいー、と思っていたらそこから歌い踊りまくりである。
「MUSiC」は聴けていないが、今回ライブでやってた曲は割とピアノが効いてる曲が多くて良い。
曲調が明るいよね。
アゲアゲばっかりではなく、歌・コーラスの美しさがフィーチャーされてる曲もあった。
ギターは何だろうね、ストラトぽいような違うような。変形ギターではないんだろうな。。。
(ギターの玄人ならアタリがつくはず)
自己紹介はMBSのラジオでの紹介(?)で、番組用に考えたものだけど、そのメンバーではなく他のメンバーのを譲ってもらったりしていた。
551の蓬莱、たこ昌が使われると思ってなかった。
キャッチコピー的なものだと思うと長い気がするけど、個個のメンバー紹介的なものと考えたら、そう長くは無いのだな。
真山りかは”ハイテンション”ガール、良かったですね(何が)
歌聴いてて上手いなぁ、と思ったらだいたい彼女だった。
とはいえみんな歌もダンスも上手い。
観てる位置もあるのだろうけど、必ずしも完璧にシンクロしてる訳ではないが、隙も抜けも無い。
良い意味で”平たい”、誰かがフィーチャーされすぎる訳でもなく、いじりいじられも無い。安心して観ていられる。
ダンスはバレエの要素もあるのかな。手や足の動きがそんな感じがした。
パフォーマンスを”学芸会”と仰るけれど、そのバレエっぽさが他のアイドルにはあまりないのでは(知らんけど)、そこが”学芸会”ぽいのかもしれない。
女子中高生が真似して踊ってそう、でも難しいと思うよ。
誰にも何にも媚びず、ただ私たちの今すべてを観て!なステージだった。
これが楽しいんだな。
こんなに楽しいと思っていなかった。
どのメンバーからも目が離せない。
何がどうっていうのは説明出来ないけど、こういう楽しみ方もあるんだなぁ。
そういえば煽る時にスタッフー!もあって面白かった。イェーイ!ってしてはったんやろか。

アンコールの曲はEDM的な曲が多かった。
最初が「梅」の令和ver.だろうか。
衣装・髪型も「梅」の頃のだそうだ。
エビ中にとっても令和最初のライブなのだそうである。まだ2日目だもんね。
その他サドンデスダンスバトルがあったりして。演奏が無いという事は、そういう演出も出来て面白いのだなぁ。
フォーメーション組みながらダンス、というのが普段観慣れないので面白かった。
他のグループだと、フォーメーションをメモしながら観る人もあると聞く、そうしたい気持ちも分かるような気がする。
その時々で違うだろうし、同じ組み方でも場数踏む事で変化もあるだろう。
Zepp Nambaが今回のツアーで一番広いステージかも、との事。
歌い終わってからミレイ・グランデ(だっけ?)が登場して、「神ちゅーんず」の紹介を1分で・・・と言われて、指名されたメンバーがやっていた。
現在4話まで、しかしメンバーはその先も撮影してはるだろうから、何処まで話していいのか、とか難しいのでは。凄いな。

次はライト持参で行く。

その他、カルチャーショック受けた事とか色々列挙。
・プレゼントボックスがメンバー毎とグループのとあった
・友達同士にしろカップルにしろ親子にしろ、2人組が多いように見えた
・何かトラブルや困り事があった時の連絡先の電話番号・アドレスが貼られている
・開演前、スタッフらしき人がずっと注意を呼び掛けている
 女子ブロックがまだ○人程度空いてますよ・・・とか。
・ジャンプとかペンライトの注意がアナウンスされる
 という事は過去にそういう事した人が居たのだろうか・・・。
・ファンのジャンプが高かったかは不明
・MCは横並びで頭上のLEDかなんかのライトがメンバーカラーという親切設計
 誰が誰なのか、初心者にもわかりやすい(気がする)
・途中のブロックで曲目を教えてくれる
・「次が最後のブロック」と教えてくれる
 普段なら「まだまだ行けるかー!」って言われる辺りである。
・本編もアンコールも、最後の曲の後にトークがある
・アンコール出てくるまでが長い
 衣装だけじゃなく髪型も変えるから。大変だなぁ。

ありがとうフジファブリック、ありがとうHERE、其其にはまっていなければエビ中を聴かないままだし、こういう楽しみ方もあるのだと知らないままだった。
世界が広がらなかった。
今後も楽曲提供のオファーがありますように。

どうでもいいニュース:
THE BACK HORN、特に菅波栄純松田晋二にもオファーがありますように。マツはキンキさんへの提供という実績があるからな。ふはは。

※2019/05/03追記
冒頭の”コントのようなもの”について、「元気しかない!」という曲だと教えていただいた。
ありがとうございました。

私立恵比寿中学 「元気しかない!」MV
「MUSiC」の曲なのか。アルバム聴かねば。
港カヲルっぽいと思ったのは間違っていなかった、そして「井上って誰やねん」と思ったらロティカのあっちゃんなのね。