社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

9mm Parabelum Bullet~15th Anniversary~「東西フリーライブ」 at 大阪城野外音楽堂

平成最後にライブ観るのは、9mmのフリーライブであった。
もうメロンパンの話は止そう・・・と思ってると、卓郎MC曰く「何足もわらじを履いてる」方がオフィブログにメロンパンネタをお書きになるから、やっぱり「楽しみに行くぜ!待ってろメロンパン」てな事になっちゃうんだよ。

物販は欲しかった時計を通販にしたので、朝イチで行かずともよい。
・・・と適当に色違いツボツボ・ミミロル探しながら現地へ。

缶バッジのキラキラが可愛いとの事だが、ほんま可愛いな。思ってたより細かくキラキラしてて綺麗。(結局買った、チケット代無料だもの)
大阪城野音って3000人入るのマジで」という番号*1、木漏れ日の下アンコールの音漏れや周りのファンの方の会話をBGMに小説の拷問シーンを読む、何て優雅な午後の過ごし方なんだ!
割とクリアに聴こえる。ギターは滝だけめっさ分かる。
本番の方が滝の音が控えめ、全体的にも低音控えめに聴こえた。タムがトコトコ聴こえる感じ。

ギリギリ座席あるやん、と一旦確保したもののよく見たら予約席、気づいた時点で殆ど空いてないので後方の芝生ゾーンで観た。
禍福糾える縄の如し。よく観える。
それこそ金髪点点カメラマンの動きまで追えるくらい。どうでもええわ。
セットは鉄骨の梁が崩れたような、いや新たに組み始めたみたいに見える。

以下、ネタバレもくそも無いが、一応。(東京はTV放送あるみたいよ、大阪のは802で音源流れるのかねぇ)
他の方の感想拝読しつつ、思い出した都度だらだら書き足すに違いない。いつものことだ。

17:00を9分くらい過ぎた頃にSE、バックドロップが上がる。
セトリ→こちら
「名もなきヒーロー」までが爲川、新曲「Getting Better」から武田だったような記憶。出番の2曲くらい前からノリノリで観てはったんが見えた。
新曲は「カズ絶叫」・「滝タッピング」・「歌謡曲系メロ」という9mmおいしいとこどりな感じ。歌詞はわからない。
滝ちゃんが楽しそうに弾いてはるん観たら、それだけでこのライブ大成功だと思える。
実際、そうだろ。
去年の「カオスの百年」ワンマンの時みたいに、途中で「お前ソロ行け」みたいな事も無く。
ピロピロ弾きまくってはった、タッピングだと腕に負荷がかかりにくいのだろうか。
卓郎もすっごいいい笑顔だった、と思う。誰よりも楽しんでるかのような。
そういえばドラム習い始めてから初の9mm、実際にやるようになって尚更ちーちゃんの凄さが分かる。目で追いきれない。

爲川はフリーダム、放し飼い状態。滝ちゃんも動き回るのにぶつからないの凄い。
武田は例の”おおよそ1400mm、おおよそ直角”なのを観た。*2
1400mmどころか多分私の身長くらいあると思う。その他足捌きすごい。あれだけ弾きながら、さらさらっと。
フリーダムに動く訳じゃないが華がある、でもあくまでもサポートに徹してはる。9mmこそが華だ、と。
リストバンドはカズの長袖みたいな理由なのかな、HEREならジャケットの袖があるだろうし。
(と思ったがカズ腕まくりしてはったような)
去年・今年のライブ音源聴いては「どちらが滝でどちらがサポートか」とうんうん唸っていたが、分かりやすいのは元々の音の特性に依るのもあったかもしれない。
今日観てて、どちらがどちらなのかは爲川の方がよく解った。知らんけど。

大阪城野音は卓郎曰く「α波が出る」らしい。木々に囲まれてるもんね。α波ぶった切るようなライブなんだが。
卓郎NEWギター嬉しい模様。ジャズマスターみたいなかんじ?
3人とも15周年記念でNEWギター/ベースなのだそうだ。
デビュー当時は2万円のギターだったが、ESPが声をかけてくれてシグネチャーを作ってくれた。
すごく丈夫で折れない、2万円のはすぐ折れてたのに。
9mmインタビュー集によれば滝ちゃんとカズのは「兎に角丈夫に」という条件もあったような記憶がある、だから折れないで使えるんだね。
カズのベースは赤い照明を映して、とても美しかった。
(それを軽々とぶん回したり、床に置いて「ア゛アーッ」って絶叫してはる訳で)
「東京では話し損ねた」「大阪は商人の街だからいいよね」
楽器やってる人は宜しく・・・という事はあの滝モデルの薄いジャズマスター的な形のやつ、市販されるのか?期待するよ。買える値段ではないと思うが。

「Termimation」かな、何となく空を見上げたら、鳥が羽ばたいていくのが見えてしみじみした。
この季節のこの時間の野音似合うなぁ。
ほんまええもん観た。
平成最後に観るライブが今日で良かった。
それ以上は望み過ぎというものだ。

アンコールは4人。
東京は4人でやる曲があったと聞いていた(ブログで見て知っていた)が、大阪もあるのね!
「Lovecall From the World」は短いのでなるほど、それなら負荷少なくてよいのかも!と思ってたらさらに「(teenage)Disaster」とは。
オフィのセットリストにはアンコール曲が無かったのと、登場までちょっと時間かかってたとこから考えるに、土壇場で何をやるか決めはったんやろか。
状況によってある程度パターンは決めてたのかもしれないが。
4人という形にはこだわらない、とはいえ何時か何処かで4人で演るとこ観られるかな・・・と思っていたらこんなにすぐ機会がくるなんて。
凄いなぁ。
流石にダブルアンコールはなかろう、それを求めるのは酷だ。

という事で早々に帰宅。

どうでもいいニュース:
結局ツボツボもミミロルも色違いはゲットならず。ツボツボなんて姿すら見んかったぞ。

どうでもいいけどちょっとタメになるニュース:
今回のメロンパンはダンマルシェ、かりかり部分が美味しく、今のところ「2019年ベストメロンパン」である。

*1:後後の為に具体的に書いておくとAlmost 2400番台、入場時にギリ座席があるかどうか

*2:詳しくはHEREアプリ参照、4月からコラムが無料になったので武田コラムを開けば何故そんな事を言っているのかわかるよ!