社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

機龍警察 狼眼殺手

引き続き。

「機龍警察 狼眼殺手」(月村了衛早川書房)読んだ。
クイアコン・・・新世代量子情報通信ネットワーク開発プロジェクトを巡る連続殺人、疑獄事件。
劇場版!みたいな迫力。
以下、ネタバレあるかもなので気になる方は後日。



連続殺人の犯人を追いつつ、プロジェクトに関わる人達にも何やら怪しい所が。
追う対象も増える、そして圧力も各方面から。
手柄を自分のモノにしたい奴、都合の悪い事は隠したい奴。
<敵>は一つじゃない、もっと複雑である。
そりゃあ特捜部のメンバー厳選するわな、部下にだって手が伸びる。
信じるべきモノを何処まで信じるのか、それは一つなのか。
一通り突入班メンバーの過去は出たかと思ったが、まだ続きがあった。
死んだと思っていた人が、生きていた。
「一番悲しむべき事は、本来なら友人になれるはずの人とそうなれないことだ。」とある、もしかしたらライザとエンダは友人になれたかもしれない。
しかしもしそうなれたとしたら、IRFでは生きていけなかったのかもしれない。
残念ながら龍機兵は出てこないが、アクションシーンはめたくそある。
これがかっこいい、なので読み終わって人様の感想読むまで意識する事はなかった。多分。

特捜部内の人間関係も、少しずつ変わっていく。
ライザと緑の関係も良い方に変わってきた・・・がそれはそれで後後の致命傷になりそうな気配が。
姿のひょうひょうとした(人を食ったようだとも言える)所は、元からの性格だけじゃなく”弱点”を作らず任務を全うする為なのかもしれない。
気を許しているようで、許し過ぎない。
桂主任の過去も気になるところである。