社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

総特集 森見登美彦

風邪に空腹が合わさってしんどい。
昨日出歩いて、今日ご飯炊くの忘れてたから自業自得である。

「総特集 森見登美彦」(河出書房新社)読んだ。
自分の森見ワールドとの邂逅は「夜は短し歩けよ乙女」からだったのではなかったかと思う。
そこから「太陽の塔」「四畳半神話大系」「四畳半王国見聞録」へと。
久しぶりに「四畳半~」(両方とも)を読みたくなった。

森見登美彦をつくった100冊」が面白かった。
わからない、挫折した、って言い切っちゃうのがすごい、それでも違うアプローチで楽しめるのだ。
読書っていいものだ。

頭の中に響く音、か。
几帳面な方である、だからこそ全力で森見ワールドが描かれ、悩み苦しみ、また新しい森見ワールドが生まれるのだろう。

論考も「これも文学作品なのでは」という癖・面白さである。
怠け者の差異比較研究は誰か卒論でやりそう。
文庫待ちするけど、森見さんに関しては連載から読んでおくべきか。今後の課題としよう。
連載→単行本の時点で大幅改編入ってると思わなかった。
「夜行」は連載で読んでおきたかったなぁ・・・。