社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

コロロギ岳から木星トロヤへ

やったぜABSTRACT MASHとfolcaの対バンチケット取れたぜ!
ロッピー端末空いててよかった。2分遅れだったから焦った。
今年も爲川めっちゃ観るのに違いないが、folcaで観られるのが嬉しいねえ。

「コロロギ岳から木星トロヤへ」(小川一水ハヤカワ文庫JA)読んだ。
23世紀の木星前方トロヤ群の小惑星アキレスと21世紀の北アルプスコロロギ岳山頂を繋ぐ物語。
割とゆるく読める。
2世紀分の時間・距離なんだけど21世紀側で”大根”と呼ばれる生物が繋ぐのである。
時間とか越えちゃってる存在が”楔”に引っかかって・・・で、その"楔”にあたるのがアキレスの終戦広場とコロロギ岳山頂観測所。
このままだと21世紀側は”生物”のせいでピンチ、しかし23世紀側から解放して貰わないといけない。
そちらはそちらで閉じ込められて放射能やらなんやらで生命のピンチ。
連絡を取る手段はある(割と荒唐無稽)、21世紀側からヘルプする・・・がルール変えると23世紀側も変に変わっちゃうし、救援物資送るにしても何をどう送ったらよいものか。
しかし何でマーマレードなんだろう。
2世紀分越えるから、実際に食べられるものはダメなんだけども。
解放された“お礼”は23世紀側には大変ハッピーである。

この後「青い星まで飛んでいけ」も読んだが・・・ちょっと求めていたものではなかった。
「占職術師の希望」は「世にも奇妙な物語」みたいだ。