社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下

ZEROさんの「X'mas Ploited!」のツイート、見られてよかった。
今どうしてはるか分からないけれど、ツイートしはるくらいお元気でいらっしゃるのだな、と。

「ヤキトリ1 一銭五厘の軌道降下」(カルロ・ゼンハヤカワ文庫JA)読んだ。
”商連”と呼ばれる異星の民に襲撃されて(大崩壊、「ヤキトリ1」ではまだそんなに詳細は明らかにされていない)隷属階級に落とされた地球人、特に日本は”みんな横並び”でないと収容所で”再教育”されてしまう未来世界の話である。
主人公アキラはそんな日本から抜け出そうとして収容所に放り込まれていたが、”調理師”パプキンに誘われて商連の惑星軌道歩兵”ヤキトリ”に志願する。
厳しい訓練を経て(どうやら他のヤキトリのユニットとは違う教育をされるらしいぞ)いざ作戦へ・・・という話。
文章回りくどい。今の流行なのかな。
パプキンに勧誘される際に色々説明受けたりテスト記入したりする時にマクドナルドで食わして貰うのだが、ハンバーガーなんて食った事のないアキラが不信感ばりばり・・・とはいえ、くどい。さらっとじゃあダメだったんだろうか。
同じユニットとなるメンバーの呼び方も「普通に名前でええやん、お国の違いは本人の性格でええやん」と思ってしまった。
文章・文体が平気だったら、すごく楽しい話だと思う。
メンバー間でバラッバラなのがちょっとずつ力合わせて知恵出して教官に突きつけていくところとか。
軌道降下だってまさかそんなオチとは思わなかったよ・・・わろた。