社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

KING CRIMSON JAPAN TOUR 2018 UNCERTAIN TIMES at 大阪国際会議場メインホール(グランキューブ大阪)

紅の王様に謁見してきた。
前回↓
sociologicls-acv.hatenadiary.jp
また日本に来てくださって嬉しいし、観に来られて嬉しい。
先行物販の30分前に着いたけど人気が無い・・・と思って5階ホールに行ったら既に行列が。
でもこのタイミングで買っておいてよかった。開場後の物販列めっさ長い。
おやつやら何やら食べて再びホールへ。
場内、「ボヘミアン・ラプソディー」のパンフをお持ちの方がいらして、いいはしごだ・・・と思う。
座席でのスマホ使用は徹底して注意される。
何度かアナウンスと共に「先ほどの本人のアナウンスの通り~」っていつの間に?聞き逃したあああと思ってたら開演直前に直直にアナウンスがあった。
アナウンスの最後皆さんで「YEAH~!」って盛り上がってはるん、和むし盛り上がる。

各地セットリストが毎回違うのでネタバレもくそも無いが、気になる方は後日。
二部構成、休憩20分込みで3時間くらい。日曜の18時スタートの日で良かった・・・。
余談ですがトニー・レヴィンがカメラ取り出したのはアンコール後だけでした。(前回は本編後とアンコール後の2回あったような)
隣のにーちゃん達が「スマホ電源切れって言うのに『カメラ出した後で撮影OK』って言われても立ち上がるのに時間かかるし実質NGやん」とぼやいていたが、たっぷり時間取ってくれてはったやろ?




静と動、如何にもでない侘び寂び。
前回は「秩序の取れた混沌」だったけれど、混沌というよりは世界の理・秩序をわたしたちに解りやすいように表現したらこうなりました、という感じがした。(でも難しい)
どこまでが定められたもので、どこまでが自由(アドリブ)だったのだろう。
ドラムお三方が短いフレーズ回していくところでは「お、そうきたか、やりよるな」って自由もあったのではないかなと思うが、よくわからない。
下手側のパット・マステロットと上手側のギャヴィン・ハリソンのドラムソロ、お互いのタム回しからつるつるっとご自身のソロ叩きはるのがキャッチボールみたいで観ていて面白い。
ギャヴィン・ハリソンが一番ドラムらしい(?)ドラム、パット・マステロットがドラムだけじゃなくパーカッションやらドラムパッドやら色々、スティックも色々あれば手でも叩いておられるという。前回あんまり観られなかったので今回がっつり観る。
真ん中のジェレミー・ステイシーは半分くらいキーボード弾いておられたのでは?と思う。シンセ何だったんだろう。
(開演前に近くまで行って観てきたけどあんまりわからず。後でパンフ見たらいいやーって、見たけどわからん)
そしてビル・リーフリン、動かざること山の如し。
今回の座席が下手側すぎてドラム以外がモノラル状態だったから、余計お二人の弾き分けがわかりづらい。
(ギターも最初は目視で確認してたもんな・・・キーボードは全く見えず。うう。)
東京はビルの音が大きかったらしいけど、ジェレミーの方がはっきり聴こえたような気がした。気のせいか。
でも「クリムゾン・キングの宮殿」ではビル・リーフリン弾きまくりだったのが解った。
とか何だかんだ書くけれど、ロバート・フリップが弾けばすべて。
淡淡と弾いておられるけど、めっちゃ右も左も指動いてはるで・・・凄い。
ふわあって鳴らしてはるのはどうやってはったんやろ。
例によって曲解ってないけど「あー普通の歌モノもあるのかー」というくそな感想覚えたとこで第1部終了。
この時点で2時間以上経ってると思ってた。濃密過ぎて脳の処理がおっつかなくて、時が過ぎるのがゆるやかである。
第2部はもうちょっとエモい感じなのかな?より一層演奏の凄さを叩きつけられる。
あと歌な。
クリムゾン・キングの宮殿」の頃のグレッグ・レイクと変わんない声なんだよ、ジャッコ・ジャスクジク。なんじゃあありゃあ。
とか思ってるうちにあっという間に終わってしまった。急に時の流れが速くなる。
アンコールは「Starless」。
夢じゃないんだよ、現実にキング・クリムゾンと同じ空間に居て、ライブ観てるんだよ!観たんだよ!

写真は撮るには撮ったけどやっぱり上手く撮れてない(折角だから8人全員の写真撮りたかった)ので此処には貼らない。
他の日も観に行けるなら、行きたいよなぁ。

どうでもいいニュース:
男子トイレ鬼混みで超・長蛇の列出来てるの、初めて見たよ・・・女子トイレより長かったよ・・・物販かと思ったよ・・・。
あと若い人多くてびつくり。
10代の子が友達と来てきゃいきゃいしてはって、一瞬場所間違えた?他にイベントあるの?と考えてしまった。でも素敵な、いいことだ!