社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

売れないバンドマン

地元議員の活動報告なるチラシが入っていた。
「ホニャララについて議会で述べました」「地元住民の陳情の対応しました」って・・・それでどんな結果出たの?良くても悪くても。
ワシら職場の業務報告を「ホニャララしました」で終わらせたら突っ返されるよなぁ。
数字や具体的な結果を書かなきゃいけない。
だからシステム運用の人は書きづらかったし評価されづらかったのよ。
バンドマンだってそうかも、「ライブしました」だけでドヤれたら苦労はしない。せめて具体的な場所をだな。

「売れないバンドマン」(カザマタカフミ/シンコーミュージック)読んだ。
かみじょうの話出てるらしいので興味持ったのだった。
流石に単行本を立ち読みする図太い神経は無い。

これとサバンナ八木の本とどちらかマシだろう。
サバンナ八木真澄 「まだ見ぬ君へ pure love」衝撃の駄作、もはや尊い。彼は神仏的存在になり得る人物なのかもしれません。ちなみに僕は17ページで飽きました。 - レビュー | Rooftop
折れる前に読みきれたし、読む価値はあったと思う。
この本はメルカリで定価+α*1で出してる人いたけど、それは欲張りすぎなような気がする。
「1200円になりませんか?」でも好意的すぎらあ。

・・・等と毒吐きながら読んでた。すみません。
そりゃ売れないバンドマンなわけだ、というのが第一印象。
これでここまで続けてこられてる位なんで、人が好くて真面目な人なんだろう。
それがバンドマンとしては致命傷になってるのかもしれない。
タイトル見ると「目の付け所が面白い」と思うのだが、文章になると何か足りない感じがする。
赤裸々なモノを期待していたが、ちょっと遠慮してはる。とはいえ、敵作ればいいってもんでもないしな。
本職はコラムニストでもブロガーでもないからこれでも良いのだろう、ただ読んでて「音楽も何か足りない感じがしちゃうんだろうな」と思えた。
それこそ文章で引きつけて曲聴かせるくらいでも良いのでは。
(こういう時に演奏シーンありのMVがあると助かる)

もう一つ毒を吐くと、脚注が面白くない。
普通このテの本人(作者・編集者)が書く脚注って地味に面白いもんだが。力尽きちゃったのかねぇ。。。
あとホストになれ、は違う意味だと思うぞ。

かみじょうの話は普通に男前ないい話だった。
堂々と「あの時の約束だ!コメント書いてくれ!」って言えるようになればいいね。

どうでもいいニュース:
・過去につべで試聴してた、この人のバンド。
・読んで暫くしてから、ちーちゃんの息の根止める話をちょっと思い出してツーンとした。

*1:送料込でも、だ