社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

黒死館殺人事件

毎年この季節に現れるドラフト指名を待つ方、プロ志望届を出し忘れる方、来年頑張りましょう。
そんな自分は年俸制の方の契約更改を「ドラフト」と言っていた。

黒死館殺人事件」(小栗虫太郎河出文庫)読んだ。
さっぱりわけがわからないよ!
ネタバレ感想読んで「そういえばそうなのかも」ってなった。
ミステリといえばミステリなんだろうな・・・一応推理はしてると思うし。
カマかけて犯人炙り出し、してるし。多分。
出てくる書物、どこまで実在してるんだろう。
登場人物も読者も、解る人は凄いなぁ。ワテはまーったく解らん。
でも面白かったのは何故なんだろうね。

小栗さん、書いててすっごい楽しかったと思う。
文庫解説に

ああ、つまり”黒死館”は、小栗の”パノラマ島”なのだ。

とあって妙に納得した。「パノラマ島奇談」まだ読んだことないけど。

しかし「日本探偵小説三大奇書(或いは四代奇書)」のうち「ドグラ・マグラ」(と「匣の中の失楽」)は未読、「黒死館殺人事件」で心折ってるレベルで読めるだろうか?

ーー閉幕(カーテン・フォール)

どうでもいいニュース:
↑で終わらなあかんみたい、感想ブログ。