社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

ずうのめ人形

ゆべしスや猪苗代湖ズのライブ行かれへん、風ロクも行かない人は松田ファン自称したらあかん気がしてきた。。。

「ずうのめ人形」(澤村伊智/角川ホラー文庫)読んだ。
読むと死ぬ小説(原稿)、読んだ人の元に近づいていく人形・・・。
「リング」etc.のホラーやホラーを取り巻く界隈のあれやこれや。
それが比嘉姉妹にも関わってくる。
読んじゃった彼らはどうなるのか。
今回もオカルト的怖さ+人間の厭さからくる怖さで、読んでる最中は結構、くる。

拡散するには絶妙なとこに撒いてるけど、「え、そこに向けるわけ?」と思ってしまった。
そこは舟木じゃないのか。
中学生からしたら、そこらへんの”汚さ”ってのは許せないと思うけれど。
ある種のテロじゃん。
”人を呪わば穴二つ”とはよく言ったもので、この呪いの大元もそうなってしまう。
(よく考えたらゴーカイに発動されてるな・・・)
しかしたった一人からここまで強い呪いが発動されるもんなんだねぇ。

全部読み終わってから、改めて原稿部分読み返すと「あぁ・・・」ってなる。
確かにそこら辺はぼかされてたな。
序章は”書き手”の文章の拙さ?と思ったけどそうではなかった。