社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

ぼぎわんが、来る

「ぼぎわんが、来る」(澤村伊智/角川ホラー文庫)読んだ。
最近角川ホラー文庫多いな。
ってか、6月に纏め買いしようとしたら見つけられなくて思わず「ぼぎわんが、来ない」ってツイートしようとしたが角川文庫のアカウントに拾われたら恥ずかしいなぁ、と止めたんだった。
6月の新刊だと思ったら、もっと前に出てたんやな・・・。

呪い・怪物的な怖さと人間のサイコな怖さの合わせ技で怖い。
最後まで読みきったら、一応解決はしてるので「なーんや」って感じなのだが。
自分じゃなくてその上の代の呪いが自分やその子供に及ぶって厭やなぁ、呪う側はそこまで考える余裕ないんだろうけど。
一番怖いのが旦那。
恐らく育った家庭環境がクソだったろうから、或る意味被害者かもしれない。
でも「こうあるべき」に家族が従わないと怒る、のではなくそれでも従わせるか無視、って身近に居たら一番厭なタイプだ。
(実はここら辺は単行本出た時の書評欄でネタバレ食らってたが、多分読んでてすぐ解るとこなんではないかと)
あと「お前が嫉妬して呪うんかい!」てのが怖い。ほぼ通りすがりみたいなもんじゃないか。
子供っつうのが一番強いというかある種の呪縛なのかもなぁ、”母性信仰”とは違う意味でも。そこら辺で精神抉られた。
でも読後はわりとすっきりする、と思う。

どうでもいいニュース:
読んでる最中に警報解除のアラーム鳴って怖かった・・・最近そんなんも多い。