CD・音源の感想は書けないまま溜まってるので、せめて読んだ本くらいは。
「てとろどときしん」(黒川博行/角川文庫)読んだ。
やっと黒川氏の作品読めた。何となく手を出しかねていた。
黒マメコンビは勿論、聞き込み・取調べも吉永誠一シリーズも会話のぽんぽんぽん、としたテンポ感が面白い。つるつる読めてしまう。
解説によれば大阪の古典落語を頭において書かれているそうだが、確かにそんな感じ。
「帰り道は遠かった」は落語にして演って欲しいかも。もンのすごい、ええオチがついてる。
作品が出た当時の世相が現れてるのも面白い。
どうでもいいニュース:
吉永誠一ってもしかして!?・・・と思ったら船越英一郎のあのドラマの原作とのこと。びつくり。