社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

syrup16g COPY発売16周年記念ツアー「十六夜 <IZAYOI>」【九夜】 at 大阪BIGCAT

今日はちゃんと仕事してダッシュで心斎橋へ。
帰りの脱力対策で色々持っていくが、大阪に着いた時点でお腹空いた・・・どうなるやら。
機材トラブルで仕事殆ど出来なかったから、お休み貰ってフォロワーさんに「茶ァしばかへん?」って声掛けたらよかったかも、だ。

セトリはググりやがれ、自分が知りたい(笑)
アンコール沢山あったような。

SEがインストに変わり「あれ?シロップ?」と思う。曲が終わると共にライブ開始。
後ろの方で壁に凭れつつ観ていたが、ごっっついベースとドラムの低音が聴こえていた。
骨伝導?壁から音が伝わってくるもんなんだな。壁から体、だけど耳が痛い位。
後でインターネッツ見たらベースがトラぶってたらしいが、全然解らなかった。時々キタダさんがアンプの方振り向いて音を確認しているようなのは見えた。
そのくらい低音めっちゃ聴こえてた。
低音の伝導が良すぎて後半は壁から離れて聴いていたが、ベースがハイフレットの時にちょっと寂しく聴こえた。
とはいえ五十嵐もタイコさんもパワフルだった。
キタダさんの「何があっても驚きませんよ」的な淡々とした演奏姿と対照的な。
ベースかっこいいな。ベース弾けるようになれたら・・・バンド・セッションで出来るレベルになってもあんなにエモいのに淡々とした演奏は出来ないよなぁ。
お客さんは淡々としずしずとノッてるよう・・・で、お一人拳ばりばり上げて初っ端からノリノリの方居てはった。
最後の方はわりとノリノリだったような。1曲だけ頭振り出したら止まらなくなってずーっと振ってた、なのでライブ後からすっごい肩痛い^^;
五十嵐のギター、どんな風にエフェクト掛かってたんだろう。空間系いっぱいだったような。
ギター持ち替えの時の何も音がしない筈の空間に掛かるフランジャー、曲間のノイズすら美しい。後ろだけど踏み替えの音すら聴こえたような。
「落堕」の「寝不足だって言ってんの」のソーゼツさ。ほぼ絶叫だった。他の曲も叫んではるん結構あったな。

タイコさんがMCで「あけましておめでとうございます、もう2月だけど」と仰っていたけど、今頃は確か春節だからええんちがう?
今年の目標は「ツアー終わらせてさっさと休む」だそうだが、タイコさんとキタダさんはご多忙なんでは。五十嵐はお休みでもよい、生きてはったらそれでいい。でもUKのイベントで弾き語りしてはったりしてな。
アンコールの五十嵐のMCはあんまり良くなかったっぽいような事を仰っていたが、そんな風には見えなかった。
「九夜」の”九”は”苦”とかなんとか。
「愛してます」とも。キャッ。なんてな。そんなん言わはる人やねんなーと思って観てた。

次々と曲をたたみかけるようなライブだった。なんばHatchの時はもう少しゆるやかだったような。
ライブというのはバンドと向き合う場でもあるけど、シロップはバンドよりも音と向き合うライブなのだ。

「冥途」という事で暫くお休みとの事だが、音源出てようが出てなかろうが大阪にライブしに来てくだすってよいのですよ。