社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないので、はてブボタンは設置してません。

HOSONO百景

「HOSONO百景 いつか夢に見た音の旅」(細野晴臣 中矢俊一郎編/河出文庫)読んだ。
連載用に語られた事が言葉・文章として纏められている。
冒頭、一昨年(2008年)には「旅はあんまりしていない」と仰っているが、過去含めて、本当に色んな所に行かれていたんだなぁ。
想像の世界も含めて。
自分自身は物理的に日本の片隅に居ながら、心は世界を駆け巡るようである。
ベンチャーズのカバー元のシャンティーズやサーファリーズ、聴いてみたい。
サブスクでこういうのがほほい、と聴けるようになっておればよいのだが。
この本で触れられている音楽が章ごとに纏められているんだけど、読みながらそれが聴けるとか。

そして旅や経験から生まれた音楽については

僕は過去から受け継いだものに自分のサインをちょっと控えめに書いているだけなんだ。伝言ゲームみたいにね。形は変わっても、この伝言ゲームは続いていくんだよ

と語っておられる。
星野源の「Continues」はまさにその”伝言ゲーム”のうちの一つなんだろう。
NHKの「SONGS」で自分が影響を受けた音楽を次に続けていく、というような話をされていた。
細野さん嬉しいだろうなぁ。
「おもしろい音楽は全部ゴッタ煮」「音楽っていうのは本来喜びが基本」というのも印象に残っている。
自分が聴いて面白かった、影響を受けた音楽に”ちょい足し”して新しい音楽を作り、次の世代に届けていく。
繰り返していけば確かにゴッタ煮になりそうだ。

どうでもいいニュース:
サカナクションの山口、「ニューアカデミズム」的なモノに憧れてたのかもなぁ。
今はなんだかんだでファッションやアートに目が向いてはるやん、それ自体はYMOが既にやってた事なような気がする。