社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

2010

で、昨日のライブの「ECHO」やその前後のMCで帰り道に思い出した話。
ご本人達も止まらないよう、続けて行く為に格闘してはったんやなぁ。そりゃそーか。

聴く側もそうだったんだよ、と。

フジファブリックがどうなってしまうんだろう、と考えた時に、過去にはなって欲しくなかった。
「そういえばフジファブリックってあったねー」じゃなくて、「ある」のだ、と。
コンスタントにじゃなくてもいいから、どんな形でもいいから続いて欲しかった。終わって欲しくなかった。
毎年発表会ライブで誰かフジでエントリーしてくれないかなーと思っていたが、誰もエントリーしてなかった。
自分が「やりたい」ってエントリーすりゃいいんだろうけど、メンバー集まらないでぽしゃる事もあるので、それが厭で誰かがやるのを待っていた。
でも2010年は待ってる場合じゃなかった、やりたい、やらなきゃいけないって思った。
楽器やってる人間がフジ知ってていいだろ、演る人がたくさんいたっていいだろ。知らなかったら知っておくれ。
こんな変てこ*1で面白くて練習し甲斐があって勉強になるバンドがあるんだ。

ダメ人間なりに長年出てるから、「歌モノでボーカルがいて、エントリーした人以外にもう1人いたらポシャりにくい」のは分かっていた。
なので以前ご一緒したベース師匠にお願いして、ギターは先生に直訴して、歌う人がなかったらワシが歌うわい、と。
最悪はドラム打ち込みででもやろう、と。
歌っちゃったねぇ。弾くだけじゃなくて。
今思うと、ようやったわ(呆)と思う。
知ってる人は超知ってるだろうけど、すっげー音痴で。ようそんなんで人前で歌ったなぁ、と。
後後「東京炎上」「モノノケハカランダ」でご一緒したギタボのチバ(仮)氏がレッチリ歌ってはるん観ながら「あんだけ凄いライブしはる人の後に歌うん辛いやろな・・・」って、よく考えたら自分がそうだったんだよ!
その時ROSSOやってはって、ふつーに「すっげー!」ってノリノリで観てた記憶が。
妙な思い入れも含めて、すごく恥ずかしい。

そんなんだったけど、何も変わらず。
ただ発表会ライブでご一緒した方と話をしてみたらフジ好きだよーって方が何人かいらっしゃった。

そういうちっぽけな、みみっちい格闘があったのだ。
多分、あの頃は各地でファンも格闘してたんだろうなーって思う。

*1:へんてこ、って言葉がフジっぽいよなぁ