社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

悪魔が来りて笛を吹く

好きなバンドの方にフォローされてて「どうせ下々のくそツイなど、ご覧になってないだろう」と思ったらリプがある嬉しさ以上の恐怖が解るか。
自分には解る。
すっげー嬉しい・・・んだけど怖いのだ。なんと表現していいかわからない。
はてなであれを体験したくない・・。
敢えてぐぐたすに書く時にシェアじゃなくて書き直してるのだって、実は理由があるのだ。

やっと読みきれた、「悪魔が来りて笛を吹く」(横溝正史/角川文庫)。
2人目(3人目?)死んでから読むペースが上がった。
須磨が出てくるとは知らなかった。
昔のドラマか映画で最後の「悪魔が来りて笛を吹く」のメロディの秘密のとこだけ観た事があったんだが、原作からアレンジしてたんだろうか。
勝手に記憶の中でええ話っぽく変質してただけなんだろうか。
そんなんで「多分こいつが犯人だろう」というのは大体当たっていたが、そこまで入り乱れていたとは。
旧家+ややこしい人間関係+変態+トリックで「金田一耕助の事件簿」は出来ているのだろうか?
文章のポンポンポーンとしたテンポ、好きだ。
わりとえげつないんだけど、一緒に「ええっ!」となりながら、つるっと読める。

順番からいけば次は「人面瘡」である。さてどうするか。