社会学的ラブソング・改

ロックと活字とごはんと溜息と。看板に偽りだらけ。あまりはてブされたくないのではてブボタンは設置していません。

城崎裁判

旅行の車内ではずーっと色んなDVD流してたんで観てたんだけど、デズニー系って話もキャラも観ててしんどいな。
以前アナ雪見た時は最初の5分程で消耗してた。
イライラするねん、主人公の元気いっぱい通り越してパーティーの準備邪魔してるとことか。お姉ちゃんの気も知らないでスーパーポジティブとか。
そっとしといたれや、そりゃお姉ちゃん引き篭もって「ありのーままのー」って歌うわ。
今回流してたやつもなるたけ平等に・・・と配慮してるんだろうけど、固定観念はしっかりあるんだなぁ、と。
実は意外と「こうあるべき」から自由にはなれてないのかもなぁ・・・。
適材適所でええやん、暑苦しいなぁ、と思ってた。

「城崎裁判」(万城目学NPO法人 本と温泉)読んだ。
湯船に浸かりながら読む装丁なので、中の紙は耐水・防水性高いし、カバーがタオルで出来ている。
ゆるーく読める。
志賀直哉の「城の崎にて」を読んでから「城崎裁判」読んだ方が面白いが、未読でも楽しい。
「城の崎にて」真似て桑の木に石を投げた作家が、城崎の外湯に入っててイモリに裁判起こされたり或る人やコウノトリに出会ったりする話。
判決は如何に?
もしかしたら城崎のイモリ達は作家が温泉に入る度に裁判起こしてるんじゃないだろーか。
その判決の所為で、次から次からお越しになるのではないだろーか。
実際に自分が入った「さとの湯」も登場するから面白い。露天風呂行ったらよかったわー。

折角なので、可能な限り、城崎温泉の湯船でこの本を読んで欲しいと思う。
これ書きながら本を開くと、本自体の匂いだけじゃなくて温泉の硫黄っぽい匂いもするので、城崎の思い出に浸れる。
お風呂で本を読む事自体面白いけど、”匂い”をお土産に持って帰れるのは良いね。匂いがお嫌いでなければ。

お風呂から戻ってきて、乾かしたくてタオルのカバー外して置いてたら、ちょっと縮んだのか(どんくさいのか)本を戻すのがきつかった。
本部分はわりと乾くのに時間がかかるっぽい。気のせいかな。

ところで「本と温泉」シリーズ、「城崎裁判」以外はお風呂仕様じゃないんだろうか。
湊かなえはかにデザインだったがどうだったんだろう(まだ開けてない)。
「城の崎にて」は紙箱に本編と注釈が入っていたが、普通の紙だったような気がする。
今年も出るのかな。どなたの作品が出るか知らないけど、ショートショートでお風呂仕様だといいなぁ。
タオルじゃなくても手ぬぐいとか。
1日目にサウナ入ってて「あー本があればー」と思っていた。
京極先生だったら弾丸ツアーで買いに行って温泉入って読むぜ。
「京極先生のお風呂仕様の本が読みたいです!」って手紙書こうかねぇ。

どうでもいいニュース:
外湯へは浴衣で行ける(下駄・かご、女性用には綺麗な柄の浴衣も用意して貰える)のだが、椎名林檎の「NIPPON」ごっこするの忘れた。
よそ行き・衣装としての浴衣ではないのでカジュアルに着てるとはいえ、肩幅以上に足開いてギター弾くのは大変なんだろうなー。
着流しの名越さんかっこよかったんだよなー(やっぱりそこか)