社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

9mm Parabellum Bullet Interviews

9mm Parabellum Bullet Interviews」(リットーミュージック)読んだ。
一連のミリキュー本祭りの初っ端に買っていたがあいぽんでぽちぽち読んでいたので読み終わったのは一番最後となった。
寧ろ思ったより早く読めた、読み終わるのは年内だろうか・・・って思ってた位で。
メジャーデビュー後からベスト盤、ドラマガに4人登場するまでのインタビュー集。
ええわ、これ。
全員がリットーミュージックの雑誌のインタビューにほぼ均等に登場してるから実現出来たのかな。
(バの字とか怒髪とかフジとかだと、沢山取り上げられる人とそうでもない人との差があるやん・・・)
曲ごとに細かくこういう機材でこういう演奏をして・・・という話になるので、聴きながら読みたかった。
実際、読んだ後で「『Lovecall From the World』の最後めっちゃギター重なってるわ!すげえ!」って聴き返したし。
機材の写真だけ見てても楽しい。
ライドだけ取っても、ここまで全然違うとは。
工場見学のとこだけでも、色んな人に読んで欲しい。
複数ページの行きつ戻りつがすごくしづらいんだけどね、電子書籍
元々行きつ戻りつが激しい人間には電子書籍は向いてないのか、操作に慣れてないだけなのか。
「滝ちゃんがアンプ9台使った曲ってどれだっけ?」って探したい時にアタリつけて、そこから探す・・・というのが出来なくて(しづらくて)悲しい。
帯域意識するのが9mmらしい。
誰のどの音を聴いて(或いは観て)合わせていくかは独特なんだろうけど、合わせ易さはバンド毎に違うもんだろうから面白いなぁと思った。
曲によっても違うだろうし。

やっぱりバンドとして同じ方を向いてるんだなー。
勢い爆発!だったのが少しずつ”伝える”方に向いていくのが、4人共だいたい同じ時点だったような。
インタビュー当時はその時々の事を答えてはるけど、一気に読み通すとそういうのが見えてくるから面白い。
時期ごとに輪切りででも(3rdが出たタイミングで4人分、みたいな)読めたらよかったかも。

しかしこれ読んだらドラムに挑戦したくなって困るわー。