社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

怪談狩り 禍々しい家

ナツイチ的なモノの季節が来た。
角川文庫、集英社文庫は冊子貰ってきたぞ。
あのラインナップに無くても、キャンペーン中に買ったらブックカバー貰えるんだな、と毎年思う。
買ったのは角川ホラー文庫なのだが。他のKADOKAWA系で”角川”がつかないレーベルでも貰えるのだろうか。

「怪談狩り 禍々しい家」(中山市朗/角川ホラー文庫)読んだ。
第2弾飛ばしてこれ読んでた。うっかりしてた。飛ばしても問題はないが。
”禍々しい家”という事で、家・建物に関する話が集められている(多分)。
何がなんだか分からない話、何故そうなるのか分からない話、逃れられなくて解決しない話が怖い。
ラジオで喋ってはった話もあった。それが「何が何だか分からなくて何故そうなるのか分からない、逃れられなくて解決しない話」の一例である。意図も分からないし。
概要を覚えていたので、ラジオで聴いた時ほどではなかったけど、怖かった。

あと「山の牧場」の一連の話。
「何がなんだか~」な上に「霊的(な感じのする)怪異」「宇宙人関連」「裏社会(ぽい)」の”怖い話あるある要素”が揃っている。
最初に読んだ時は宇宙人・UFO絡みかなぁ、と思っていたけれど、今回読んだら霊的、信仰方面のオカルティな感じがした。郷内さんの養豚やってる家のあれやこれやの話思い出した。
だから尚更怖いねん。
北野誠が一時期テレビ出なくなったのは芸能関連のタブーに触れてドンの逆鱗に触れたからじゃなくて、こっち方面でやばかったんじゃないだろうな?

それはさておき、幽霊・怪異というのは災害があった場合にはどうなるんだろう。
何事かあった後に起きる方ではなくて。
真っ暗にしたらダメな家の方、常に電気をつけっぱなしにされているけれど、停電あって消えてしまっても怪異は律儀に現れるのだろうか・・・。そんなん困る。