コーパスのライブレポ読みまくって寝たらさぞかしエモい夢を見るだろうと思っていたが、見たのはフライパンでだし巻き卵を焼く夢でした。
卵1個じゃ小さいのしか焼けなくて後から足そうとして上手く行かないのがリアル。
「木のみかた」(三浦豊/ミシマ社)読んだ。
森の案内人さんのエッセイである。
森といえば杉だとか檜だとかでっかい木がわっさわさ生えていて、それこそ播但線や水郡線*1からずいーっと見える緑の景色を思い浮かべる。
でもそれだけじゃないようである。街中にもある。
街中でも生きている、森を構成する木達が写真と共に紹介されているのが、この本である。
いやーびっくりした。
桐ってそんな道端に生えてるの?でっかい葉だとたたみ半畳もあるの?
欅って自ら葉っぱ落として種飛ばすの?葉っぱわらわら落としてるけど。
松って過酷な環境でも生きていけるの?それを枯らす虫ってとんでもねえな!
榎の実って美味しいの?そもそもどんな実だ?榎って聞くとエノキダケしか思い浮かばなかったよ!
全然知らなかった。
クズ*2だって立派な森の構成者だ。
街中で見る木は街路樹や屋敷・施設の整えられた木ばっかりなのだが、そういうのも誰も手入れしないでずーっと放置してたら森になっていくのだろうか。
神社のは既に森だが。
もし世界が焼かれて何も残らなくなってしまっても、いつか木が生えてきて、森になっていくんだろうか。
過酷な環境でも耐え抜けるように変化していってでも。
それこそ「木のみかた」変わるわー。
因みに榎はお昼寝に最適らしい。
どうでもいいニュース:
そういえばクズは中国の砂漠の緑化に使うって話題を見た事があるけど、その後どうなったんだろう?