社会学的ラブソング・改

音楽と本とお茶と美味しいものと面白いもので出来ている。あんまりはてブされたくないです・・・。

振り向くな

先週の台風のお陰で医者とキーボードが今週となったので、朝から医者→ドラム→キーボードの梯子である。
案外いけるもんだ。医者が混まなければ・・・。
医者の方も自分みたいに先週診察受けられなくて今週来ましたって人が多そうだし、事情で待てない人もあってややこしい。
朝イチは空いてるのに今日はめっちゃ混んでる。10時台は待合で座れない人もあったんでは?
「どないですか」「物理的に手を打ってもらいました」「それは良かった、で来月いつ来る?」てなハイスピード診察だった。

さてドラム。
先週から第2フェーズ。今週はリズムに16が混じる。
キックに増えてる、と思ったがまだだった。スネアが裏に入っていく。
ぜってー無理!と思っていたが、ゆっくりやっていくと案外叩けるもんである。テンポ上げると、それなりに。
おうおういけるもんやないか、と「Smoke~」やるとフィルの16が叩けない。何故だ、足りないぞ。
今日も引っかかる。
しかし押さえるべきポイントは押さえられていて、そこは叩けているので、次へ。
「Don't Look Back in Anger」である。
もしかしたら第2フェーズに本格的に入るから、新しい曲やるんかな。
キックを裏に入れられるようになりたい。

キーボードの方はデータ書き出ししてきた。後日アップする。嫌ダッと言っても聴かせてやるさ。
で、そのままこないだワンオク観た話とかしたりお師匠さんの近況を伺ったり。
お稽古前にSAX隊のおとうちゃんに「どんなモチベーションで続けてるの?」と聞かれて「モチベーション以前にお師匠さんと喋りに来てるかも」って答えてたが、今日はそれだけで終わってしまった。
学生さんとかヒゲダンやりたがる人が多そうなんで「お師匠さん的にあれってどうなんです?」と話を伺ってみたかったが、まだお師匠さんとこまで情報が来てないらしい。
そして人気のきのこ帝国。カバーのやりがいあるやろな。
そういえばバンドでやろう、みたいな話なかったっけ。

〔少女庭国〕

ニゾン新曲のイントロがいい意味でミリキューっぽい。
初っ端から過剰なとこ、速いとこ。

「〔少女庭国〕」(矢部嵩ハヤカワ文庫JA)読んだ。

〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)

〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)

表紙は単行本の方が好きだ。
卒業式に向かっていた筈の少女が目を覚ますと部屋に寝ていた。
ドアには「ドアの開けられた部屋の数をnとし死んだ卒業生の人数をmとする時、n‐m=1とせよ。時間は無制限とする」という卒業試験の問題が書かれた紙が貼られている。ドアを開けると別の少女が部屋に寝ていた。

「少女庭国」の方は文学的、文章が美しい。

「少女庭国補遺」は・・・おまいさんもそう来るか、的な。
こっちがメインなんだろ。
ちょっと草野原々の「最後にして最初のアイドル」収録作品達を思い出した。

少女って、何なんだろうな。
どういう”記号””機能”なんだろう。
記号なんてしゅーっとしたもんじゃない、数多を網羅する物体。
少女じゃなきゃだめなんだろう、少年でも子供でもダメ。
しかし殺しあって肉喰いあって原形留めなくなって、それでも少女。
延々と開拓してリアル世界の文明だの奴隷社会だのを無限(たぶん)の部屋で繰り返していく、いかされる。
”少女”が消費されてるみたいで。
原形留めなくなっても“少女”である事を書き手に求められて。
それが哀しい。
世間見てみりゃいくらでも”少女”は消費されてるだろう、でも此処で描かれる”少女”の消費のされ方はもっとえげつない。
救いが無い。
それはそれで需要あるんやろね・・・。

夜行

報道が無いのは被害が少ないからか、酷すぎてそれどころじゃないのか。
静岡の友人は大丈夫そうで安心した。

「夜行」(森見登美彦小学館文庫)読んだ。

夜行 (小学館文庫)

夜行 (小学館文庫)

以下ネタバレあるかもよ。





英会話スクールに通う仲間で連れ立って鞍馬の火祭を見に行った夜、長谷川さんが姿を消した。
10年後、その仲間でまた火祭を見に行こう・・・という話。
彼らは其其、岸田道生の「夜行」という連作絵画を目にしている。「夜行」には地名が1つ1つつけられている。
そして岸田道生には「曙光」という、「夜行」と対になった連作絵画がある、と言われているが、果たして。
語られていくのは、仲間達の思い出。5年前から1年ずつ。
思い出話の中に、「夜行」がどんな絵なのか、そして長谷川さんとの思い出話が現れる。
それは怪談・・・なのか。あらすじには”怪談”とあるけど。
どの話も、どうにもすっきりしない。水彩絵の具で引いた線が少しずつ薄くなって最後にすうっと消えていくような。
それが好い。何が起こってどうなったのかは、読み手が其其考えたらよろしい。
天竜峡」が一番好きだ。
その”すうっと”具合が一番綺麗。描かれる物語も美しい。

で、其れらの話が収束するのが「鞍馬」。
姿を消した長谷川さんがどうなったのか、主人公かな?と思ってた大橋君がどうなるのか。
謎めいてるけど、ミステリではないのだった。
「夜行」「曙光」其其で幸せであればよい。
こういう怖さもあるのだな、と。

自分が買った「夜行」には「天竜峡」のメッセージカードが付いていた。
一番好きな話、だから“当たり”だ。

観たぞ「クイズ!オンリー1」

観ましたか、「クイズ!オンリー1」。
sociologicls.hatenadiary.jp
おらは観だ。ジャパン*1をキメながら観ただ。
録画予約もしたけどレコーダーがたまに機嫌損ねるのでリアルタイムで観た。
ジャンル毎の回答者、多いな・・・
「冷凍食品」の無印のサムゲタン気になる。冷凍食品扱ってる無印探さねば。
「ディズニーランド」はやはり尺が長い。ダッフィーの問題の時は思わずうちのちっちゃいダッフィーのお尻見ちゃった。
表記の微妙な揺れは×だが、「じょうおう(”女王”と書きたかったと思われ)」は○なのが解せぬ。
それはいい。

3番目、最後が「戦国武将」である。
キターッ!
盛り上がるツイッタランドのTHE BACK HORNクラスタ。其の前にチラッと映っただけで既に盛り上がっている。出来上がっている。
光舟ご本人もさぞや緊張されたに違いないが、観てる方も緊張する。
がんばれ!
1問目まさか字を間違うとは・・・緊張してはるんやなぁ。ひらがなは○なのか。
問題出る都度「岡峰さんこういうの得意やねん」を連呼していたような気がする。
それにしても皆さんお強い。


たぶんこの辺で諦め「参加する事に意義があるのだ」モードになっていたと思われる。
骨格から再現した声でどなたなのか当てる問題で正解。
みちのく伊達政宗歴史館で聴けるそうです。
次の問題は光舟がフィーチャーされている。
歴史小説200冊読破」・・・もっと読んではると思ってた。小説以外の歴史本含めたらもっと多いのではないだろうか。
「島津の退き口」の「捨てがまり」は「ドリフターズ」でお馴染みだったようだ。
うちでは家人が「俺でも解る」と解説してくだすった。
某戦国ゲームで知ってたらしい。そのゲームの島津が負ける/弱い技が「捨てがまり」だとか。
そういえば家人も若干詳しいのだった。そういえばゲームやり込んでたなぁ・・・。
それはさておき、THE BACK HORNの「太陽の花」のMVががっつり流れている。
此処まで紹介されているとは有難い限りである。
「捨てがまり」の解説が、もろ「歴史のふし穴」「ああ夢城」のノリである。
100万は厳しそう、でも誰かゲットしてはるんよね。
さてどうなる。
・・・という所でCM挟むんかーい!
ジャパンが進む進む。
いっそ城少年に100万ゲットして頂きたい、折角なのでその100万で「カルペ・ディエム」買って頂きたい・・・と切に願う汚い大人である。
最終的に100万ゲットしたのはれきしクンという「これは歴史ガチ勢じゃわ」という方。
あまり大きくフィーチャーされない方もある中、よくあそこまでTHE BACK HORNを取り上げてくださったものである。ありがてえありがてえ。
しかし何故に光舟が地上波ゴールデンのクイズ番組に?と思ったが、恐らくTHE BACK HORNのメンバーの中で一番音楽業界以外の人脈広いのが光舟なのではないだろうか。
歴史とカープで。

番組終了と共に「カルペ・ディエム」宣伝に励むバクホンクラスタ
ちと違うアプローチで、と「歴史のふし穴」「ああ夢城」方面から宣伝ツイしたが、よく考えたら「岡峰光舟って誰?」ってググったら出てきますわな。
見てね。「カルペ・ディエム」聴いてね。
よかったら他の曲も聴いて欲しい。光舟の歌詞、「あゝ歴史好きなんだな、そういう本沢山読んでるんだな」ってとこがあるのだ。

何はともあれ、皆様お疲れ様でした。
録画出来てるか確認兼ねて、後でまた観よう。

*1:日本酒・・・は無理なので日本茶

そんな連休

自ら「見たい」と思ってない、全く興味持ってないスポーツの試合、しんどいな。
「シャーロック」観てみようと思ったら、ずーっとバレーボールだった。
こちとら西田幾多郎観なきゃなんないから最後まで観られないんだよッ!
ディーン・フジオカもご自身が出るドラマの主題歌は必ずご自身の楽曲、なんだろうか。

連休中に読んだり読まなかったり。
・Sound Designer
Charさんのライブ、音源でも買えるのだな。
ライブ音源を其の日のうちに音源に、というのは時々聞くが、それをずっとやるとなると難しいのかー。
如何にも新しいモノ取り入れてます・・・じゃなくてもSNSだったり配信だったり新しいやり方はどんどん取り入れてはるんやなぁ。
で「Smoky」をDTMでやってみよう!という記事がある。ええっ。面白そうだけどめっちゃ大変そう。
生っぽさを出す技、色々あるな。
それにしても「エレピの音色はローズ系にしよう」で「ウーリッツァー系のプリセットを選んだ」に軽くもにょる。
ストラトレスポールという違いで「ストラト系にしよう→レスポール系を選んだ」と言うような感じかなぁ、と。
滝インタビューは、「ギターマガジン」と併せて読むと面白いと思う。
もうちょっと読みたかった・・・かも?
プロの制作部屋見るん楽しい。皆さんむっちゃ綺麗。
バウンスって昔ピンポン録音って言ってたやつ?
制作部屋じゃないとこやけど、コーヒーの方のBOSSの缶を筐体にエフェクター作ってはる人面白いな。
さしみょんだかなんだかは本人じゃなくアレンジャーがJ-POPのDNAを引き継いでいると思われ。
・Talking Rock!
勘違いしてた、「アンコールを君と」「金輪際」が例の9曲以外だったのか。
「アンコール~」と「果てなき冒険者」だと思ってた。
今回のアルバムについては、この栄純&マツ・山田&光舟のインタビューを読めばよいと思う。
ソーダ水の泡沫」のイントロのコードがずれる件はゲッツしてからしっかり聴かねば。
・smart
Kポみたいな髪型、トレンドなんかなー。
日々のスタイリングめんどくさそうなん多い。
買ったのはモデル卓郎を見たかったからでもあるが、確かにゆったりシルエットの印象なかったな。
すうっ、しゅーっとしてる方が似合う気がする。ちょっともったいない。
・Rooftop続き
下北沢に出来る新しいロフトの店の”入り口がバーラウンジ、その奥がライブフロア”っていいなぁ。
ソールドアウトしてるライブをバーラウンジでちょこっと聴く、というのがOKなのかどうかは分からないが。
THE GROOVERSの新譜でメンフィスのミュージシャンに音源・楽譜送って弾いてもらうという話があって、凄いなぁと思う。
その仲介がフラッドの佐々木という。
せきしろさん連載、「あるある!」と思いながら読んでた。半分くらいあるある!
コピー機使ってる時に後ろに人が並んだら途中で譲るとか、街で写真撮ってる人の邪魔にならないようにするとか。